河南省鄭州市では、先月20日に豪雨と貯水池からの放水で、大量な犠牲者が出た。当局は合計302人が死亡、50人が行方不明と公表した。そのうち、鄭州市では292人が死亡、47人が行方不明。しかし、中国のネットユーザーが投稿した空撮写真から、水害に遭難した4000台以上の車が現地のある広場に積み上げられているのが確認できる。
中国メディア「東方網」の報道によると、4日、鄭州市の水害後、冠水した車両が止められている駐車場を空撮したところ、遭難車両がびっしりと並べられ、駐車場全体で4000台以上あり、非常に衝撃的である。これらの車両は、泥や水に浸かっていたため、多くの車体が泥まみれになり、外観の損傷も深刻である。
実は7月末に、鄭州市のある広い空き地に並べられた、京広トンネルから引き出されたすべての遭難車両の動画を公開したネットユーザーがいた。ほとんどの車が泥まみれになり、トランクが開けられ、車の窓には意味がわからないメモ紙が貼られていた。窓が開いている車内は泥だらけで、いくつか車のクッションが取り外されていたが、救助のために使われたかもしれない。
これらの遭難車両はすでに中古オークションに出品され、修理されてから中古車として再び市場に出回ることになっているという。
海外のネットユーザーは「これらの車の持ち主はどこに行ったのか?なぜ車の持ち主に引き取らせないの?これらの車の持ち主はもう亡くなったのか?」「鄭州市の水害ではいったいどれだけの人が亡くなったのか?」と疑問視している。
(翻訳・藍彧)