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 米国では成人の7割がすでにワクチンを接種し終えている。しかし、米国疾病予防管理センター(CDC)の調査によると、予防接種しても感染しないという保証がなく、ワクチンを受けた後も感染した議員がいることが分かったという。

 米CDCが発表したデータによると、2日までに米国の成人の7割が少なくとも1回接種を受けたという。ホワイトハウスのレオナルド・プサキ報道官は同日、政府はワクチン接種を促進するための努力を続けると述べた。

 米CDCが7月30日に発表した最新データによると、感染力の強いデルタ株が米国で拡大しているため、ワクチン接種完了者(注)であっても、マスクの着用やソーシャルディスタンスを保つなど、ウイルスの拡散を遅らせるための対策が必要になる可能性があるという。

 米上院議員リンゼー・グラハム氏(66歳)は、2日に「感染した。副鼻腔炎になってしまったようだ。今は軽い症状が出ているので、10日間の自粛隔離する」とツイートし、ワクチンを接種していたにもかかわらず、感染したことを公に認めた最初の議員となった。

 注:各種決められた回数のワクチン接種完了後2週間を経た者が対象で、ファイザー製とモデルナ製は2回、ジョンソン・エンド・ジョンソン製は1回の接種でワクチン接種完了とされている。

(翻訳・藍彧)