2021年8月1日、北京市房山区閻村鎮天恒楽活城団地が閉鎖された。(ツイッター動画のスクリーンショット)

 北京市房山区で1日、3人の新規感染者が確認された。いずれも張家界市への旅行から、北京に戻ってきたばかりの人である。現在、感染者が住んでいる団地は閉鎖され、1万人近くの行動が影響されている。感染拡大を恐れてる北京当局は、感染が報告された地域からの上京を制限し、上京の航空便、列車、バスの運行を停止すると発表した。

 公式メディア1日の報道によると、北京では新規感染者3人(2人は確定患者、1人は無症状患者)が確認された。いずれも湖南省張家界市からの北京市に戻ったばかりの同一家族で、現在は北京市房山区閻村鎮天恒楽活城団地に住んでいる。

 当局の発表によると、感染したのはデルタ変異株であるという。北京では、中・高リスク地域や感染のある地域からの上京を厳しく管理・制限し、北京への航空便、列車、バスの運行を停止するなど、上京の管理レベルを引き上げた。

 また、感染者が居住している天恒楽活城団地や、同行家族が住む千禧家園団地はすでに閉鎖されており、住民9500人余りが管理措置を実施されている。封鎖された団地の外来者の立ち入りを厳禁し、団地の住民は原則として北京市から出てはいけない。

 ネットユーザーが投稿した動画では、当局は防護服を着た多くの感染防止要員を天恒楽活城団地、千禧家園団地に配置し、団地の入り口や周辺の交差点にもバリケードを設置しており、人も車も出入り禁止にしている様子が映っている。

(翻訳・藍彧)