中国共産党は法輪功(「法輪大法」ともいう)を撲滅するため、1999年7月20日に、法輪功学習者に対して大規模な迫害を開始しました。この迫害は、現在まで22年間も続いています。
法輪功は佛家修煉大法で、宇宙の特性である「真・善・忍」を原則に、緩やかな動きを持つ動功と、座禅の静功を併せ持ち、人々の道徳を重要視する功法です。法輪功の平和的な価値観と健康維持の効果の良さから、当時、中国社会で人気を集め、1992年〜1999年まで、中国における法輪功学習者は7000万人以上もいると報じられていました。
一党独裁体制を固守する中国共産党は、党への忠誠より「真、善、忍」を優先に信仰する人々を許せず、1999年7月、当時の共産党総書記の江沢民は法輪功学習者に対し、弾圧の命令を出しました。
22年間にわたる迫害の中、数多くの学習者達は、正当な裁判手続きを経ずに、労働教養の強制や、不当な監禁、死に至る拷問、臓器売買ビジネスのターゲットにされる等、様々な残虐な扱いを受けてきました。
中国及び海外の学習者は、そのような迫害に対し、平和的且つ理性的な方法で真実を伝え、中国共産党の暴政を暴き、不屈の精神で抵抗してきました。
2021年現在、法輪大法は世界の110以上の国と地域に広がっています。
法輪大法の基本書である『轉法輪』は、既に40以上の言語に翻訳され、中国以外の国と地域で出版され、中国史上最も多く翻訳された中国語著作物となっています。
中国共産党の一辺倒の虚言により偽りを知らされていた世界の人々は、遂にその真相を知ることになります。
2019年7月17日、ドナルド・トランプ米大統領(当時)はホワイトハウスで、法輪功学習者を含む17カ国の宗教迫害の生存者27人と対談しました。
2020年7月20日、マイク・ポンペオ米国務長官(当時)は、「中国共産党による21年間の法輪功学習者への迫害は、あまりにも長く続いており、止めなければならない」との公式声明を発表しました。
2021年5月12日、ブリンケン米国務長官は、法輪功を弾圧する機関「610」の元幹部とその親族に制裁を科すと発表しました。
2021年7月19日、米国務省のネッド・プライス報道官は、中国共産党政権に対し、「長年にわたる法輪功への弾圧を直ちに中止し、信仰のために投獄されているすべての法輪功学習者を釈放するよう」求めました。
そして、世界のますます多くの人権団体や組織、そして一般市民も法輪功学習者に共感と理解、そして支援を表明するようになりました。
法輪功への弾圧は失敗に終わるでしょう。極悪非道な行為を行う中、中国共産党政権の崩壊も間近に迫っているように感じます。
(文・一心)