河南省では水害により広範囲の土地が冠水し、未だに水が引いていない。被災者が苦境に陥っている中、中国共産党当局は言論統制をエスカレートしている。
AP通信の中国特派員によると、鄭州市で洪水が発生した後、多くの人が地下鉄列車や車の中で窒息死したという。新郷市では,周辺の村の多くが浸水したままの状態になっており、復旧作業は難航している。
一方、中国共産党当局の言論統制・検閲もエスカレートしており、検閲官は中国メディアから一部の批判的な報道を迅速に削除し、外国人ジャーナリストの取材を妨害し続けている。
AP通信の特派員によると、取材中に笑顔でありながら緊張が隠せない店主さんに出会い、取材を拒否されたことがあるという。彼は「私は怖くて取材を受けられない」と述べた。
取材に応じた邢さん(女性)は「私の運が悪かったので、すべての財産が水害で台無しになってしまった」と言ったところ、彼女の隣にいた男性が「これ以上話さない方がいい」と彼女を制止した。ジャーナリストは苗字だけ教えてもらった。
(翻訳・藍彧)