河南省の水害を受けた地域では24日夜、異常な現象が夜空に現れた。ネットユーザーが投稿した動画によると、鶴壁市、新密市などの地域で真っ赤な月が現れたという。その前日(23日)には、衛河の鶴壁区間の堤防が決壊し、村や田畑が浸水し、大きな被害を受けた。新密市では洪水による多くの死者が出た。省都・鄭州市では、京広トンネルの死亡者数は未だに明らかになっていない。
中国の『京氏妖占』によると、赤い月は最も寒く、最も不吉な兆候であり、地(人間)の正義の弱さと悪の繁栄を意味し、風や雲が劇的に変化し、山河が悲鳴をあげ、天下が乱れ、火は荒れ狂うという。(注)
崇禎帝(明朝第17代、最後の皇帝)が煤山(ばいざん)で首を吊り自殺した時、空には赤い月が浮かんでいた。
今年、台湾の人々が赤い月を見てから、その3日後に、列車の脱線事故が発生して多くの死者を出した。
注:原文:紅色月亮是至陰至寒之相,兆示人間正氣弱,邪氣旺,將會導致風雲劇變,山河悲鳴;天下動蕩,火光四起。
(翻訳・吉原木子)