2021年7月20日現在、中国共産党(以下、中共)による法輪功への残酷な迫害は22年間続いている。米国とカナダ両国の数十人の政府要人が法輪功を応援する公開声明を発表し、中共政権が法輪功への迫害を直ちに停止するよう要求した。
マイク・ポンペオ前米国務長官は19日、新唐人テレビのインタビューで、法輪功学習者が信仰の自由を得られるように、米国が世界の先頭に立って中共が行っているこの恐ろしい迫害を止めるべきだと述べた。昨年7月20日、ポンペオ米国務長官(当時)は、中共による21年間の法輪功学習者への迫害があまりにも長く、止めなければならないとの公式声明を発表した。
米国務省のネッド・プライス報道官は、19日の記者会見で「中華人民共和国(中共)が法輪功の数百万人の学習者、擁護者及び個人の権利を守る人権擁護者に対する弾圧をしてから、22年目になる。毎年、数千人もの法輪功学習者が信仰を放棄しないという理由だけで、(中共に)拘留や嫌がらせ、拷問や虐待を受けている。中共が、法輪功学習者への迫害を直ちに停止し、信仰を放棄しないために投獄されている人々を釈放することを強く求める」と述べた。
15名の米議会議員は所属するそれぞれの州の法輪大法学会に応援の手紙、表彰状、動画を送った。議員たちは、法輪功学習者が過去22年間にわたって真相を伝え、中共の組織的な人権侵害や残虐行為を暴露するためたゆまぬ努力を続け、人々に中共の本質に対する理解をより深く認識させたことに感謝の意を表した。また、法輪功に対する中共の迫害を終わらせ、中共の犯罪に対する責任を追及するために、米国議会で関連法案を推進し続けると表明した。
カナダの国会議員34名は、ジャスティン・トルドー首相に連名の書簡を送り、中共による法輪功への迫害が続いていることを非難するとともに、迫害を始めた者や積極的に参加した中国政府関係者に制裁を科すようカナダ政府に求めた。
カナダのジェームズ・ベイゼン議員は11日、マーク・ガルノー外務大臣に、数万人の迫害者の中から選ばれた150人の中国共産党幹部のリストを提出し、彼らに対する制裁を求めた。
一部の米議会議員の応援状と表彰状:
ジャスティン・トルドー首相に共同書簡を送った34名カナダ議員:
Mel Arnold(MP),Candice Bergen(MP),James Bezan(MP),Dominic Cardy(MLA),Colin Carrie(MP) ,Michael Cooper(MP),Marc Dalton(MP),Kerry Diotte(MP),Tracy Gray(MP),Garnett Genuis(MP),Jasraj Singh Hallan(MP),Tamara Jansen(MP),Peter Kent(MP),Stephanie Kusie(MP),Mike Lake(MP),Lisa Lambert(MLA),Philip Lawrence(MP),Ron Liepert(MP),Richard Martel(MP),Kelly McCauley(MP),Phil McColeman(MP),John McKay(MP),Cathy McLeod(MP),Alain Rayes(MP),Marty Morantz(MP),Rob Morrison(MP),Jag Sahota(MP),Kyle Seeback(MP),Judy Sgro(MP),Nelly Shin(MP),Cathay Wagantall(MP),Chris Warkentin(MP),Bob Zimmer(MP),Thanh Hai Ngo(senator)。
(翻訳・吉原木子)