インドのデルタ変異株が急速に広がったため、世界保健機関(WHO)は、同変異株が今後パンデミック(世界大流行)の主なウイルスになるだろうと称した。日本では初めて10歳未満の重症児が現れた。
米ジョンズ・ホプキンス大学のウェブサイトに掲載されている世界の新型コロナウイルス(中共ウイルス、COVID-19)感染追跡データによると、アジア太平洋時間12日13時まで、世界で確認された患者数は累計1億8千万人以上である。そのうち、米国(約3千4百万人)、インド(約3千万人)、ブラジル(約1千9百万人)、フランス(約5百90万人)、ロシア(約5百80万人)が世界トップ5となっている。
世界の累計死亡者数は400万人超えで、米国(約60万人)、ブラジル(約53万人)、インド(約41万人)、メキシコ(約23万人)、ペルー(約19万人)が世界トップ5となっている。
13日、日本で新規感染者数は5,893人で、累計感染者数は82万2,944人で、新たに5人が死亡し、累計死亡者数は1万4,907人となった。
読売新聞によると、13日、東京都内で初めて10歳未満の女児が重症感染者となった。女児は高血圧や糖尿病などの基礎疾患がなく、人工呼吸器を装着して治療を受けているという。
(翻訳・吉原木子)