中国のあるネットユーザーが5日、ツイッターで、中国の観光地で金儲けのために人を殺している、という衝撃的な内幕を明かした。
ツイッターの内容は以下である。
「以前、民工(注1)を騙して鉱山で殺し、鉱山事故と偽って金儲けをしていた人がいたが、今では観光客を華山から突き落として、遺体を回収して金儲けをしている人がいる…
華山は危険で険しい場所が多いため、特定のグループがそれぞれのエリアやゾーンを、自らの縄張りに分けていると言われている。もし一人で前後に誰もいなくて、しかもちょうど見知らぬ者のそばを通らなければならない場合、9割の確率でその人に崖から突き落とされてしまいかねない。
『彼とは何の恨みもないのに、なぜ?』と疑問に思う人もいるだろう。教えてあげよう。彼らは皆、死体回収グループの者だからだ。崖の下から死体を引き上げるのに、一回あたり1万5千元(約26万円)以上取ることができる。様々な形跡と生存者の証言でこのことが証明されている。したがって、一人で華山を観光したい人には、細心の注意を払うよう忠告する。
『二十四史(注2)』を振り返ってもそのような悪行は見当たらない。どのような社会環境であれば、人はあんな悪行を働くのだろうか」
注1:民工(みんこう)とは、中国において、農村から都市に出かけて就労する、農村に戸籍(戸口)を持つ者をいう。
注2:『二十四史(にじゅうしし)』とは、中国の王朝の正史24書のことである。帝王(黄帝)から明滅亡の1644年までの歴史。
(翻訳・藍彧)