中国共産党当局は3日、山西省の太原衛星発射センターから、光学リモートセンシング衛星「吉林1号」寛幅01Bを搭載した運搬ロケット「長征2号D」の、打ち上げに成功したと発表した。その後、ネットユーザーは、ロケットの残骸は陝西省商洛市商南県の住宅地から、数百メートルのところに落下し、濃い煙が出ている動画を投稿した。
7月3日 #陕西省商洛市商南 一山上有不明物坠落。
网友:火箭残骸,棕红色气体是火箭燃料偏二甲肼,一种氮氧化合物分解形成的二氧化氮,有毒。 pic.twitter.com/x4kTRldxVh— 红匪烟灭见证人CCPEndObserver (@CCPEndObserver) July 3, 2021
ネットユーザーが投稿した動画によると、陝西省商洛市商南県にある山の斜面に3日、飛行機墜落だと勘違いされたロケット残骸が落下し、現場から茶褐色の濃い煙が出ていた。ロケット残骸は、最も近い住宅ビルから数百メートルのところに落下したため、目撃した地元住民はパニックに陥った。
(翻訳・徳永木里子)