東京オリンピックは7月23日に開幕する予定。菅義偉首相は28日に、各国の選手などの入国が本格化するのを前に、羽田空港を訪れ、東京・羽田空港検疫場を視察し、予防措置を徹底にするよう指示した。
菅首相は28日午前、羽田空港に訪れ、全日本空輸(全日空)が行っている新型コロナウイルスワクチン(中共ウイルス、COVID-19)の職域接種を視察したほか、日本航空が感染防止対策のために導入した、無接触にチェックインできる器械などの操作を体験した。
視察後、菅首相は記者団に対し、「オリンピック・パラリンピックの選手や関係者の入国が本格化してくる。選手は、入国前に2回、入国後は毎日検査し、関係者も外出先を限定して、国民とは接触できないような、厳格なルールを適用する」と述べ、徹底した対策を行うよう指示した。
(翻訳・吉原木子)