米国防総省が先週、初の未確認飛行物体(UFO)情報報告書を発表し、注目を集めた。米航空宇宙局(NASA)のビル・ネルソン局長は28日、CNNとのインタビューで、「国防総省のUFOに関する機密解除されたレポートを読んだ後、人類は宇宙で孤独ではないと思う」と述べた。
米国防総省が25日、米軍関係者が米国内で2004年から2021年の間に、144回のUFOを目撃した報告書を機密解除した。国防総省はこれらの現象について説明できないという。
国防総省は報告書の中では、UFOが宇宙人の技術である可能性や、ロシアや中国共産党のようなライバル国の技術である可能性も、いずれも排除していない。これに対して、ネルソン氏は、「米国のライバル国も、どれがどんな技術なのか説明できないのではないか」と推測し、「それがライバル国の技術だとは思わない」と述べた。
彼は、アメリカ国民が「我々は(宇宙で)唯一の存在なのか」ということに興味を持ち、知りたがっていることを知っている。この質問に対して、「個人的な考えであるが、我々は孤独ではないと思う」と答えた。
(翻訳・吉原木子)