米シティグループの推測によると、2021年には世界の先進経済体の世界のGDPに対する貢献度が、新興市場を上回る。つまり、中国への依存が終了するということを意味する。
ブルームバーグ24日の報道で、デビッド・ルービン氏を始めとするシティグループの経済学者らの報告書によると、多くの国が財政刺激策と金融政策を提案し続けているため、2021年の世界GDPへの先進国の貢献は2006年以来初めて新興市場を上回り、中国に依存する時代は、もうすぐ終わるということがわかった。
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2010年から2019年まで、中国は世界の投資成長の平均47%、世界のGDPの33%を貢献した。しかし、この状況は新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎、COVID-19)のパンデミック後に変わった。
昨年5月13日、エコノミストインテリジェンスユニット(EIU)の報告によると、新型コロナウイルスの流行は、過去20年間のグローバル貿易とサプライチェーンにおける中国の地位に影響を与えた。より多くの企業が産業チェーンの一部を中国から移転した。アジアでの中国への依存度が低くなり、より多様なサプライチェーンネットワークが構築された。
つまり、新型コロナウイルスにより、ますます多くの企業がアジアで多様なサプライチェーンを構築し、中国への依存を徐々に減らすことになる。
(翻訳・吉原木子)