法輪功学習者の毛嘉萍（もうかへい）氏は6月2日、中国遼寧省大連市の自宅から強制連行され、現在も拘留されており、家族との面会ができません。
日本で働いている娘の付氏は6月24日、衆議院議員・桜田義孝先生と衆議院議員・笠浩史先生の事務所に伺い、家族との面会も許されず不法に拘束されたままの母親を救出するために、国会議員の先生方々に協力を求めました。
付氏は24日午前中、SMGネットワークの根本氏たちと桜田義孝先生の事務所に訪れ、母親が不法に拘束されていることや、中共当局から家族が脅かされていることなどを話しました。付氏によると、母親は現在、大連拘置所に違法に拘留されており、すべての面会だけでなく弁護士を雇うことも禁止されています。付氏が日本で母親の救出活動をしていることが中共当局に知られたため、中共は付氏に父親の公職を失職させると脅迫しました。メディアに出している記事をすべて削除しなければ、また救出活動を止めなければ、父親を違法に公職から解雇すると脅迫されています。
桜田義孝先生は、付氏一家の迫害に同情し、すぐに外務省を通じて中共当局に連絡すると言って、付氏に母親の住所を教えてくれるよう言いました。桜田義孝先生は、付氏は日本の国籍ではないが、中共当局による一家が迫害されていることへの同情、及び人道的な助け合いの心から、全力で援助すると述べました。また、桜田先生は、中共による法輪功学習者への迫害、特に臓器摘出を直ちに止めなければならないことに、深く理解していることを表明しました。同時に、日本は法治国家である民主主義国として、米国などの他の民主主義国と協力して、中共の浸透や人権迫害に対抗すべきであるとお考えになっています。
桜田義孝先生は、中国の人権問題について、「中国の人権問題は非常に深刻な問題であり、同時に解決しなければならない問題でもある」と述べました。同日の午後、付氏一家の窮状をFacebookなどのソーシャルメディアに投稿し、既に外務省に働きかけているといいます。
付氏とSMGネットワークの根本氏は24日午後、笠浩史先生の事務所に行き、家族の窮状を伝え、助けを求めました。 また、笠先生も付氏一家の窮状に心から同情して下さいました。
付氏は、日本の国会議員の方々は心優しい方ばかりで、感謝の気持ちで一杯になったそうです。
https://twitter.com/ysakurada/status/1407927850964074497
（文・謝 如初）