米国南部フロリダ州マイアミ近郊にある12階建てのマンションが、24日午前2時頃に崩壊した。これまでに少なくとも5人が死亡し、156人の連絡が取れず、捜索・救助活動が続いている。
マイアミ・デイド郡消防・救急部によると、同マンションの裏側全体が崩壊し、壁がほぼ垂直に崩落した。崩壊した断面の中には家具やテーブル、椅子などが残っていた。建物の断面からエアコンや切れた電線がぶら下がっている。
地元当局は26日に新たに1人の遺体を発見した。死者は計5人、安否不明者は156人となった。救助隊はこれまでに建物内に閉じ込められた37人の避難を助け、合計102人の住民が救助された。捜索・救助活動に伴い、二次災害への懸念もある。また、暴風雨が接近しており、救助活動がさらに困難になる見込み。
隣接する建物の住民は現在、近くのレクリエーション・センターに避難している。
Search & rescue efforts are ongoing, with #MDFR crews searching the building and the debris around the structure for any survivors. #SurfsideBuildingCollapse pic.twitter.com/LqQ2lj5EHn
— Miami-Dade Fire Rescue (@MiamiDadeFire) June 24, 2021
#MDFR #FLTF1 conducting search and rescue operations in the rubble of the #SurfsideBuildingCollapse. Heavy machinery is being used in order to carefully lift and move around debris to access search areas. pic.twitter.com/Ol2Ok6v4a0
— Miami-Dade Fire Rescue (@MiamiDadeFire) June 25, 2021
(翻訳・徳永木里子)