中国共産党(以下、中共)政権は22日夜、創建100周年を祝う式典のため、北京国家体育場(国家スタジアム)で最初の花火リハーサルを行った。
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情報に詳しいネットユーザーは、今回一回だけのリハーサルで7000万元(約12億円)かかったと明らかにした。中共の人力と財力を無駄にするかのような行為に対して、「国民は爆竹を鳴らすことすら許されていないのに、国民のお金を使って大きな花火を上げる、無駄使いな行為なんて許せない」と怒りの声を上げたネットユーザーもいた。
メディアの報道によると、中共当局は22日夜、北京国家体育場と天安門広場で花火を打ち上げた。イベント期間中はあらゆる種類のドローンが禁止され、一部のエリアではハトの放鳥も禁止されたという。
同報道によると、北京では北京五環路以内(北京市中心部から10kmほど外周を通る環状道路)での花火や、爆竹の通年禁止が継続されているという。しかし、党創建100周年を迎えた北京は、自らが定めた規則を無視して、2021年6月下旬の党創建記念式典の際に、指定された場所で花火を打ち上げるという通達を発表した。
一部のネットユーザーは、「実に意味深い、中共は100周年で煙のように消える」「北京国家体育場でのリハーサルで、どれだけ納税者の税金を費やしたかわかる?7000万元だ!たった一回のリハーサルで」とコメントした。
(翻訳・吉原木子)