ガーナの女性(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 ガーナの主流メディアである「デイリー・グラフィック」はこのほど、英国放送協会(BBC)の報道を引用し、中国共産党が新疆ウイグル自治区で「ディストピア(反理想郷)の地獄を作った」ことで、人道に対する罪を犯したと非難した。国際からも注目され、アフリカ初の正義の声だと見なされている。

 BBCの報道によると、人権団体アムネスティ・インターナショナル(世界最大の国際人権NGO)のアニエス・カラマール事務総長は、中国共産党がウイグル族、カザフ族、及びムスリム族などを大規模に拘留、監視、拷問などの犯罪行為によって、驚くべき規模の「ディストピアの地獄」を作ったと非難した。

 「デイリー・グラフィック」は、1950年に英国の「デイリー・ミラー」グループによって設立された。同紙はガーナの公式新聞紙であり、英語版の1日あたりの販売量が約60万部で、全国最大の日刊紙である。1998年以来、新華社通信のニュースを引用し始め、ガーナで最も影響力のある新聞の1つである。

(翻訳・吉原木子)