米保健福祉省のテシア・ウィリアムズ長官は15日、米国立衛生研究所(NIH)の資金調達プロジェクトの調査を開始すると発表した。パンデミックとなった新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を流出させたとされる「武漢ウイルス研究所」への資金提供も調査対象である可能性が高いとのこと。

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 ウィリアムズ氏は、「我々は以前から資金調達問題を懸念している。利害関係者と同じように、NIHの資金調達プロジェクトのコンプライアンスと管理状況を心配している。この問題は、NIHの同プロジェクトの信用に影響を与える可能性が高い優先事項だと考えてる」と述べた。

 ウィリアムズ氏が公開した調査書には、「我々は連邦政府の要請に基づき、NIHが監督している選定資金(の支出状況)と、受領側による資金の使用と管理状況を調査する」と記された。

 ウィリアムズ氏が発表した調査の詳細内容によると、「エコヘルス・アライアンス(EcoHealth Alliance)」のような機構が、海外で授与した資金の行き先や使用状況を調査するとのこと。

(翻訳・藍彧)