中国江蘇省徐州市が15日午前、竜巻に見舞われ、100戸近くの家屋が被害を受け、少なくとも12人が負傷した。今年入ってから、中国で巨大な竜巻に見舞われたのは、これで3回目になる。これまで、武漢市とハルビン市で発生した竜巻では多数の死傷者が出ていた。
15日午前0時15分頃、江蘇省徐州市銅山区の房村鎮と伊荘鎮が竜巻に見舞われ、木が根こそぎにされ、電柱が倒れ、家の窓ガラスが割れて、破片が風にあちこちに吹き飛ばされた。78戸の家屋が被害を受け、うち12戸の被害が深刻で、12人が負傷した。
ネットユーザーが投稿した動画には、竜巻によって多くの屋根がひっくり返され、窓ガラスや瓦礫が散乱している様子が映っている。完全に壊された建物もあった。地元の住民は、竜巻に見舞われた時、家が強く揺れていたため、とても怖かったと述べた。
6月15日凌晨,徐州铜山区房村镇遭龙卷风袭击,有树木被连根吹倒,部分房屋玻璃破碎,据悉,有十几人受轻伤 pic.twitter.com/sEZ431mT1d
— 今日中国 (@Today__China) June 15, 2021
(翻訳・吉原木子)