英サフォークにあるミルデンホール空軍基地で講演中のバイデン大統領(ホワイトハウス動画のスクリーンショット)

 米ウェブサイト「Gateway Pundit」の9日と10日の報道によると、バイデン氏は9日の夜、11日に開幕するG7サミット(主要7カ国首脳会議)に出席するため、初めての外国訪問先となるイギリスに到着し、英サフォークにあるミルデンホール空軍基地に駐留する米軍の兵士を前に演説しました。

 その演説で、バイデン氏は「私は自分が大統領であることを忘れ続けている」と語りました。

 また「これはジョークではありません。統合参謀本部が、アメリカが直面している最大の脅威は何だと言ったか知っていますか? 地球温暖化です」とバイデン氏は真剣に語りました。

 この地球温暖化の発言について、トランプ氏は翌日の10日に声明を発表し、米軍リーダーとバイデン氏が、気候変動が米国の最大の脅威であると信じ、国を最大のリスクにさらしていると指摘し非難しました。

 トランプ氏は声明で、「バイデンは、統合参謀本部から『気候変動が最大の脅威だ』と言われたと言ったばかりです。もしそれが事実で、彼らが実際にこのように言ったのであれば、彼は、無能であるとして統合参謀本部を直ちに解雇すべきだ!」と述べています。

 世界が最大の脅威は「中共」だと認識しつつあるなかで、世界をけん引する立場である米国のトップが公に「気候変動が最大の脅威」だと発言したのは、中共にとって都合のよい話です。

(新時代Newsより転載)