(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 中国共産党は国産ワクチンの副作用について全く言及しないが、外国産ワクチンの副作用を強力に宣伝する一方、国産ワクチンの副作用に関する情報を封鎖・弾圧してきた。最近、広東省湛江市(たんこうし)のある男性は予防接種で人が死亡したというニュースを投稿したため、警察に拘留された。

 湛江市警察公式ウィーチャット(微信、WeChat)「湛江開発区平安オンライン」は5日、「昨日、関係部門(サイバー警察)がネット検閲をしている時、あるネットユーザーが『新型コロナウイルスワクチンを接種後、体の不快感に注意を払ってください。この間東海島の市民がワクチンを接種した後、めまいがした』を表題として、ネット上で新型コロナウイルスワクチンの接種で死亡したという、虚偽の情報を投稿した」と発表した。

 同ネットユーザーの周さん(男性、25歳、湛江市麻章区の住民)は、4日午後に警察に逮捕された。警察は5日間の行政拘禁を決定したという。

 一部のネットユーザーは「外国のワクチンの血栓や高血圧などの副作用に比べ、中国ではワクチン接種による副作用が一例も公表されていない。ワクチンが安全すぎるのか?それとも政府は問題を解決しようとせず、問題を提起する人だけを解決しようとしているのか」と疑問視した。

(翻訳・藍彧)