5月31日、東京入国管理局前の路上で、若い中国人の男が法輪功(注)学習者の看板を破壊し、チラシを配っていた女性法輪功学習者に対して暴力を振るった。警察は現在この事件を捜査している。
5月31日午前中、複数の女性法輪功学習者が東京入国管理局前の路上でチラシを配っていたとき、何の前触れもなく背の高い30代の中国人の男がやってきて法輪功の看板を破壊した。その後、男性はすぐに道路を渡り、コンビニの方向に向かって歩いた。
一人の女性法輪功学習者が後ろから追いかけて、コンビニの近くまで行った。男は女性法輪功学習者の右顔を平手打ちし、彼女が持っていたチラシを叩き落した。その後、男は看板をコンビニのゴミ箱に捨て、自転車に乗って逃走した。
現場の目撃者によると、この30代の男はやせ形で肌色は白く、身長180センチぐらいだった。
現在、警視庁湾岸警察署はこの女性法輪功学習者の通報を受け、捜査を進めている。
法輪功学習者によると、今まで十数年間、東京入国管理局前の路上でチラシを配っているが、このような暴力事件に遭遇したのは初めてだ。最近、中国共産党政権が中国国内で法輪功に対する弾圧を強めており、海外でも法輪功学習者の平和的な活動を妨害している。
注:法輪大法は、法輪功とも呼ばれ、世界中で数千万の人々が愛好する気功修煉法です。法輪大法は佛家に根ざしており、本を読み、法を学び己を高めること、ゆったりとした動作と坐禅で煉功を行うことの、二つの要素からなります。法輪大法は、日々の修煉を通じて心性の向上を促します。良くない心や執着心を取り除き、宇宙の根本的特性である「真、善、忍」に自らを合わせるように努めます。(https://ja.falundafa.org/より)
(看中国記者・黎宜明)