米ミネソタ州の「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」の元リーダーであるラシャド・ターナー氏(男性、35)は、昨年初めに同組織を辞めた。最近、辞めた理由を動画で公開した。
「デイリー・メール」1日の報道によると、ターナー氏は動画の中で、2015年にミネソタ州セントポール市でBLMを設立したと説明した。彼は当時、これが文字通り黒人の命を大切にする組織だと思っていたが、「組織に入って1年後、彼らは黒人の家庭を再建することや、さらに黒人の子供たちの教育状況を改善することには全く無関心であることが分かった」と述べた。
同氏は動画の中で、BLMの組織綱領の中にはかつて「西洋社会の核家族構造を破壊する」という言葉があったため、親と子からなる核家族という家族構造を破壊する意向を示していたことを強調した。その後、その言葉は公式サイトから削除された。
(翻訳・徳永木里子)