今年の世界保健総会(WHA)の初日(24日)、フランスのマクロン大統領はビデオメッセージで、「グローバル・ヘルス・アカデミー」がすでに発足し、2023年にフランスのリヨンで開校することを発表した。
マクロン大統領はビデオの中で「現在の新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)によるパンデミックと誤った情報が残した痕跡は、科学と強い医療システムの重要性を示してくれた」とアカデミーを創設した理由をビデオで語った。また、「新型コロナウイルスのパンデミックに対応するためには、科学的なデータや信頼できる情報を獲得することは極めて重要である」と強調した。
「世界保健機関(WHO)は危機の時には強大で、緊急時には十分な対応能力が必要で、論争の時には外的圧力の影響を受けずに、堅実で完全な透明性を持たなければならない」
米国、欧州連合、英国、オーストラリア、カナダなど60カ国以上が、共同で決議草案を提案した。同決議草案は、2021年11月29日から12月1日までWHO本部で世界保健総会の特別会合を開催し、パンデミックへの備えと対応を検討するための条約・協定、あるいはその他の国際文書を策定する作業グループを設置することを提案した。
(翻訳・藍彧)