中国吉林省と四川省の多くの地域で25日、異常気象が発生した。今年の頻繁な異常気象はネットユーザーの中で話題となった。
ネットユーザーが投稿した動画には、25日、吉林省の延辺朝鮮族自治州安図県、白山市長白朝鮮族自治県などが大雪に覆われ、長白山の下が一面真っ白になり、まるで冬に戻った様子が映し出されている。「東北はまた夏入りに失敗した」と揶揄っていたネットユーザーがいた。
また、四川省ラジオ放送局「四川観測」の公式ウェイボー(微博、Weibo)によると、25日に若爾蓋県は積雪に覆われ、成都市では正午に突然暗くなり、豪雨が降ったという。「明かりを消したら夜勤をしているようだ」というコメントもあった。
「今年の天気は異常だ」「大凶の兆し」「世界がおかしい」というネットユーザーもいれば、「北部ではトウモロコシが芽を出したばかりの季節だし、干ばつにも見舞われているのに、農家たちにとっては大変すぎる」「作物が芽を出したばかりなのに、食糧はどうなるのか」と食糧を心配するネットユーザーもいた。
(翻訳・藍彧)