(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 フェイスブックのスタッフが社内データを、米非営利団体「Project Veritas(プロジェクト・ベリタス)」に提供し、フェイスブックが新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)ワクチンを疑問視する声を選別していることが明らかになった。

 プロジェクト・ベリタスが24日に公開したデータによると、フェイスブックは新型コロナウイルスワクチンへの疑問視する声を「Vaccine Hesitancy,VH(ワクチン接種をためらうこと)」と分類し、分類システムを設けている。その目的はVHに関するコンテンツや関連するコメントなどを強制的に削減することである。

 例えば、フェイスブックは間接的にワクチン接種を勧めない類のコンテンツを「分類2(Tier 2)」とし、表示頻度削減あるいは表示させないようにしている。その信ぴょう性に関わらず、大衆の目に触れさせない。

 フェイスブックの同内部規定に異議を持つ2人のスタッフが、「Project Veritas(プロジェクト・ベリタス)」と協力し、フェイスブックが言論の自由を抑制していることを明らかにした。

 2人のうち1人は「フェイスブックの解釈によれば、ワクチンの予防接種は人に良い効果があるため、すべての人が受けるべきだという。もしあなたの意見がフェイスブックと相反すれば、あなたの意見は隠されてしまう」と述べた。

 もう1人は「皆さんが目にする前に、彼ら(フェイスブック)はこれら(VH関連)のコンテンツをコントロールしようとしている」と話した。

(翻訳・北条)