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 米CBSテレビのドキュメンタリー番組『60 Minutes』は16日、空飛ぶ円盤(未確認飛行物体 、UFO)の特集を放送した。ホーネット(F/A-18航空機)を操縦していた元米海軍パイロットのライアン・グレイブス中尉は、中隊のメンバーと2015年から2017年まで毎日バージニア州の飛行禁止区域でUFOを見ていたと、番組で語った。

 これを受け、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)とFOXニュースのタッカー・カールソン司会者は、UFO問題を真剣に受け止め、米国に対する潜在的な脅威を調査するよう、米国防総省や政府関係者に要請した。

 ルビオ氏は17日ツイッターで、UFO問題と、それが米国にもたらす潜在的な脅威を真剣に受け止めるよう、米国防総省に呼びかけた。同氏は「国防総省はUFO問題について集めたあらゆるデータを分析するプロセスを設け、これらのデータをカタログ化し、単純な答えであれ複雑な答えであれ、何かを得るまで継続的に分析する組織を作るべきだ」と述べた。

 同日、カールソン氏はUFOについて、米軍に早急に回答してもらうべき複数の疑問を提起した。「UFOは、過去数十年にわたり、我々の軍艦や軍用機の周りに群れ、飛んでいるようだ、さらには米国の飛行禁止区域や核施設の周りに持続的に現れ、米軍が許していないことをしている。しかし、何の罰もなく、誰もそれに応えていない。 なぜ国防総省は何もしないのか?」

 米国防総省は、今年6月にUFO目撃情報に関する報告書を議会に提出する予定である。

(翻訳・徳永木里子)