米宇宙軍の第11宇宙警戒隊の指揮官であるマシュー・ローマイヤー中佐は、『Irresistible Revolution: Marxism’s Goal of Conquest & the Unmaking of the American Military(意訳:抑え切れない革命:マルクス主義が目指す征服と米軍の崩壊)』というタイトルの本を出版したことで、このほど解任され、国防総省から調査を受けている、とFOXニュースが報じた。同書は16日にアマゾンでベストセラーになった。
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ローマイヤー氏は著書の中で「米国の多くの上級指導者を含め、共産主義を吹聴しているが、共産主義を理解していない。しかし、共産主義は米国の立国の礎を敵に、米軍を解体しようとしている」と指摘した。
国防総省は現在、彼がどの党派の立場を取っているかを調べているが、ロイド・オースティン米国防長官が「すべてのアメリカ人が極端な理論に立ち向かうべきだ」と要請したことをしているだけである、と同氏が述べた。
バイロン・ドナルズ下院議員(共和党、フロリダ州選出)は、ローマイヤー氏が真のヒーローであり、国民を守るだけでなく、米国の立国の礎をも守っていると考えている。
ダン・クレンショー下院議員(共和党、テキサス州選出、元海軍特殊部隊員)は「善良な人がただでさえひどい目にあわないように、みんなでこのニュースを共有すべきだ」とツイートした。
(翻訳・徳永木里子)