中国では最近、毛沢東を謳歌し、習近平総書記を神格化しようとする動きが出てきています。
米メディア「The National Pulse」は17日、中国のある教会が、聖書などの代わりに、中共の指導者である習近平総書記や毛沢東の書籍を置いていたと報じました。
米人権組織「ChinaAid」の報告書によると、広州市にある沙面教会(キリスト教の教会)の書店で、中共トップ習総書記の著作『習近平 国政運営を語る(習近平談治国理政)』や毛沢東の本などが数冊展示されていましたが、福音書のコレクションは展示されていなかったそうです。
これについて、中国系アメリカ人の作家であるYu Jie氏は、「教会の福音書店で、習近平の本が大量に陳列されていた。日曜日の朝にこのような写真を見て、本当にショックを受けた」と述べました。
報告書によると、中共の宗教事務局はキリスト教徒を集めて『習近平 国政運営を語る』を学んでいました。またある教会は、牧師やリーダーを集めて読んだ後、感想について話す必要もあるそうです。
今までの中共の歴史を見ると、参加しない人はおそらくペナルティーを与えられます。
キリスト教会の書店で福音書の代わりに中共リーダーの書籍を陳列し、そして信者がその本を読まなければならないのは、民主国家では見られない中国特有の事情・洗脳です。
(新時代Newsより転載)