タイ女子バレーボール代表チームは、今月25日にバレーボール・ワールドリーグに参加するためにイタリアに遠征する予定だったが、12日の試合に参加する前のPCR検査の結果、22人の選手と同行する関係者全員が陽性となり、観察・治療期間中に感染者は更に26人増えたという。

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 タイバレーボール協会は12日の声明で、確認された症例数が多いため、タイの女子バレーボールチームはバレーボール・ワールドリーグからの撤退を決定し、国際バレーボール連盟に知らさなければならなかったと発表した。

 報道によると、タイの女子バレーボールチームは、バレーボール・ワールドリーグに向けて、4月20日からバンコク西部に位置するナコーンパトム県で集中的にトレーニングしており、女子バレーボールの選手やスタッフは、4月29日に中国製シノバックワクチンを接種したという。

 タイの感染症対策センター(CCSA)は、「ワクチンを接種しても感染しないという保証はないことが明らかになったとし、ワクチンを接種したからといって、防疫措置を緩めてはいけない」という警告をすべての関係者に呼びかけた。

(翻訳・藍彧)