ジョー・バイデン大統領(Gage Skidmore from Surprise, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons)

 バイデン側を擁護してきた米左派メディアは最近、バイデン氏を批判するような報道をし始めました。米右派ニュースサイトBreitbartの報道14日付によると、左派のNY・タイムズ紙は同日、バイデン大統領は短気で、時には側近に暴言を浴びせると報じました。

 同紙の報道では、バイデン氏は長時間の審議会議を行ったり、自分の顧問らに詳細を強く求めたりすると指摘しました。また、顧問らからの意見があまりにも専門的だったり、あいまいな点を指摘されたりすると、バイデン氏は不満が爆発し、しばしば汚い言葉を使うといいます。また、自分の時間を無駄にしていると感じる人々からの電話を切ったりすると報じ、バイデン氏に精神的な余裕がないような内容でした。

 さらにNY・タイムズ紙は「政策の問題では、78歳のバイデン氏は、自分自身や他人を完全に信じることができず、決心するのに数日から数週間かかる」と、国策において迅速な対応ができていないと暗示しました。

 このほか、NY・タイムズ紙は、政権運営にしても、バイデン氏は自分の首席補佐官や上級顧問など内輪に大きく傾いていることやバイデン氏のプーチン大統領に対する口調、大使の任命、難民上限の問題も取り上げて批判しました。

 最近、米左派メディアはバイデン氏を批判するようになりました。民主党による大統領を交代させる世論づくりが始まったのでしょうか?

(新時代Newsより転載)