イスラエルとパレスチナに11日、再び深刻な衝突が発生した。これに対し、トランプ前米国大統領は、米国は権利を守るイスラエルを常に支援しなければならないとし、バイデン大統領の軟弱な政策で、両国の新たな衝突を引き起こしたと述べた。
英紙「デイリー・メール」によると、トランプ氏は自身のウェブサイトで「我々は『平和的大統領の任期』として知られている。私が在任中、イスラエルを攻撃すれば、すぐに報復されること、米国がイスラエルの味方であることは、イスラエルの敵が知っている。しかし、バイデン政権の下で、世界はますます暴力的で不安定になっている。それはバイデン氏の弱さによるものだ。バイデン政権がイスラエルを支持しなかったことで、(パレスチナ人による)同盟国への新たな攻撃を招いた」と述べた。
トランプ氏は「パレスチナ人が暴力、テロ、ロケット攻撃を止めなければならないこと、イスラエルの自衛権を常に強く支持していること、を米国が明確に表明すべきである」と呼びかけた。
多くの共和党議員もトランプ氏の発言を支持している。コロラド州選出のローレン・ボーベルト下院議員は、「トランプ氏がまだ大統領であれば、武装組織であるハマスはあえてこのようなことはしないだろう。イスラエルのテルアビブは今、直接攻撃を受けている。バイデン氏はどこで?何をしているのか?ロケット弾がどんどん飛び降りるにつれて、米国は世界でますます尊敬を失っていくだろう。これは恥だ」とツイートした。
また、ポンペオ前米国務長官は11日、FOXニュースのインタビューで、バイデン氏のイラン、イスラエル、パレスチナに関する政策は、テロリストに何も恐れずにやらせ、憂慮すべきものだと語った。
(翻訳・徳永木里子)