ブライトバート・ニュース・ネットワーク3日付の報道によると、アントニー・ブリンケン米国務長官は、アメリカCBSテレビが放送するドキュメンタリーテレビ番組「60 Minutes」に対し、バイデン政権の目標は国際関係における「基本規則の秩序」を守ることであり、「中国抑制」ではないと述べた。

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 ブリンケン氏は「中国は世界で唯一軍事外交能力を有する国家であり、我々が関心かつ断固として守ろうとする『規則に基づく秩序』をいとも簡単に破壊できる。しかし、我々の目的は中国の抑制、牽制ではなく、同秩序を守ることであることを強調したい。中国は同秩序の脅威になりつつある。我々は同秩序を挑むいかなる人に対しても、防衛のために立ち向かう」と述べた。

 ブリンケン氏はまた「過去数年間で、我々は中国(共産党)が同国内において、圧政的な行動を取り、国外ではさらなる侵略性を見せているのを見てきた。これは紛れもない事実である」と語った。

 ブライトバート・ニュース・ネットワークによると、ブリンケン米国務長官は中国が米国を抜いて世界を主導する立場になる可能性を否定していない。反対に、「規則」を守れば、バイデン政権は中国共産党によるグローバル的主導地位を受け入れることができる。ブリンケン米国務長官のやり方はポンペオ前国務長官とは異なっている。中国が米国を追い越せば、米国の役割は中国を責任ある大国に仕立てることであり、中国(共産党)の台頭とその野心を抑制することではないと、バイデン政権は考えているようだ。

(翻訳・北条)