人生において、守るべき宝物がいくつかあります。中には、「徳」と「善」を守ることができれば、円満な生活が手に入ると言われています。
「徳」を守る
「徳」とは、人の品性を指します。「徳」は人格をそのまま反映しています。
美徳を持つ人格者は、昔から褒められ続けてきました。美徳を持つことはとても大切で、イメージアップに直接つながります。
美徳にはさまざまな形があります。人助けをすること、親孝行をすること、私情を挟まず公平を貫くこと。これは全て称賛される美徳です。
美徳を持てば、他人に気に入られるのは間違いありません。こうして広がっていく人脈は、人生にとってはすごく有益なことで、いずれ幸運が訪れることでしょう。
「善」を守る
善良な心を持つことは、人としては不可欠なことですが、現在ではすごく難しくなっています。人々が私利私欲のために争ったりするこの複雑な世界では、善良を守ることはすごく大事で貴重なこととなっています。
しかし、本来、人間の本性は善良なのです。成長する環境や習慣、経歴の違いが、人々に差をつけていきます。そのため、人間は最初と比べて、多少変わっていくものです。
だからこそ、善良を守り続ける人は、将来有望だと言われます。環境の変化と周りの影響に流されることなく、善良を守り続ける自分を守り続けます。このように、善良をもって他人と付き合う人は、自然と他人に優しくなります。
私たち人間は皆同じく、自分の努力を通じて自分が欲しい人生を手に入れたいのです。その道のりで、絶えない変化を受け入れ、新しい経験を積み続ける必要があります。そんな中でも、美徳を守り、善良を守ることができれば、人生の道のりはもっともっとうまくいくものになります。
(翻訳・常夏)