中国疾病予防コントロールセンターの首席専門家である呉尊友氏は29日、中国の一部の都市で新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)のインド型変異株が検出されたことを記者会見で認めた。ゴールデンウィークが近づくにつれ、予防対策は新たな困難に直面していると警告した。
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武漢大学医学部ウイルス学研究所の楊占秋教授は27日、インドでの感染拡大が持続すれば、中国にも広がる可能性があると警告したが、予防とコントロールを適切に行っているため、「インドのような」クラスターが中国で発生する可能性を否定した。
インドでは29日、新たに37万9,257人の新規感染者を確認。1日あたりの死者は3,645人となり、いずれも過去最多を更新した。同国の疾病予防コントロールセンター(CDC)の専門家は、新型コロナの感染ピークは5月上旬になる可能性があると推定している。
関連ニュースは、ネットユーザーの間で話題となった。「変異株が現れた一部の都市は一体どの都市なのか」「インド型変異株はどこから来たのか。入国する時に隔離して遮断したのではないか」
(翻訳・徳永木里子)