英国防省は26日、英国海軍の「クイーン・エリザベス」空母打撃群が5月に日本港に寄港すると発表した。
中央通訊社によると、岸信夫防衛大臣は27日、同決定を歓迎し、自由で開かれたインド太平洋地域に参加するという英国政府の決意を示しており、同地域の平和と安定を促進する日英協力の決意も示したと述べた。同空母が日本に寄港する際、日本自衛隊と合同軍事演習を行うという。
加藤勝信官房長官は「日英両国の協力を国内外に示すために、合同軍事演習について協議している」と明らかにした。
同空母が日本に寄港するのは、今回が初めてとなる。アナリストによると、「クイーン・エリザベス」空母がインド太平洋地域に赴くことは、南シナ海で覇権を行使する中国共産党を牽制することを目的としており、英国の外交・防衛政策の重要な一環であると考えている。
(翻訳・徳永木里子)