インドの新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)が猛威を振るい、25日に発表された1日の感染者数は34万9,691人、死亡者数は2,767人と過去最多である。累計感染者数は1,696万172人、累計死亡者数は19万2,311人となった。

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 インドでの今回の感染爆発には、下痢、腹痛、皮疹、結膜炎、意識朦朧、口や鼻からの出血などの新たな症状が見られ、若年層の入院率が上昇している。ニューデリーヘルヴェティア医療センター顧問医師のチャンドラー氏は、インド「アジアのニュースインターナショナル(ANI)」のインタビューで、これらの新しい症状はインドで発見された新たな変異株によるものかもしれないと述べた。

 同報道によると、インドの科学者は以前、西バングラデシュで「B.1.1.68」という新しい変異ウイルスを発見した。特徴は、同ウイルスに対するヒトの免疫反応を回避・弱めるスティンガータンパク質の変異「E484K」と「D614G」に加え、更に6塩基の染色体再配列(H146delとY145del)があり、「三重変異」のウイルス株である。

 これまでにインドで確認された「二重変異株」は、新型コロナウイルスの感染力を高め、子供の感染後の病状に影響を与える可能性がある。新たに発見された「三重変異株」は、「二重変異株」から再進化してきた可能性が高い。現在、「三重変異株」の感染性や致命性、そして既存のワクチンが効果的に予防できるかどうかは明らかになっていない。

(翻訳・藍彧)