マルコ・ルビオ米連邦上院議員(フロリダ州選出)は14日、「トランプ氏は米国で最も人気で、影響力のある共和党員だ。2024年大統領選に再び出馬すれば、共和党内では誰も彼に勝つことはできないだろう」と述べた。
ルビオ氏は、2016年の共和党予備選で、共和党の大統領候補指名をトランプ氏と争った。かつてはライバルであったが、今はお互いに尊敬し合っている。
共和党の大統領候補としてトランプ氏に賛同すると言ったの人はルビオ氏がだけではない。米国の国連大使を務めたニッキー・ヘイリー氏も今週、トランプ氏が大統領選に出馬した場合は対抗馬として出馬せず、彼を支持すると述べた。
これに先立ち、ジェイソン・ミラー氏(トランプ氏の上級顧問)はNewsmax TVとのインタビューで、トランプ氏が再び大統領選に出馬するかどうかは、2022年に共和党が下院と上院を奪還できるかどうかにかかっていると語った。
トランプ氏は、2022年の中間選挙で共和党に勝利させることを支援すると宣言した。10日に開催された共和党のエリート大会で、トランプ氏は何百人もの大口寄付者に向け、「今夜、皆さんの前に立ち、2022年には(下院を)奪還し、上院も奪還するという自信に満ちている。そして、2024年には共和党候補がホワイトハウスを獲得する」と明かした。
トランプ氏は「自分には1回4年の任期を求める権利があると憲法に書かれている。しかし、2024年の大統領選に参加するかどうかについての質問は、2022年11月の中間選挙が終わってから結論を出す」と述べた。
(翻訳・徳永木里子)