マイク・ペンス氏(Gage Skidmore from Peoria, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons)

 米ニュースサイト「阿波羅ネット」の報道によると、ペンス前米副大統領(61)は14日、心臓ペースメーカーを埋め込む手術を受けていました。同氏の事務所は15日、声明を発表し明らかにしました。

 同声明によると、ペンス氏はこの2週間にわたり心拍数低下の症状が出たため、バージニア州フォールズチャーチの病院で手術を受けました。手術は成功しており、数日で完全に回復し通常の活動に戻れるそうです。同声明で、ペンス氏は医師や家族などに感謝を述べました。トランプ政権時、ペンス氏の健康状態はトランプ氏のように人々の関心を集めませんでしたが、ペンス氏が2016年の大統領選で副大統領に指名された際に、以前「無症候性左脚ブロック」と診断されていたことがあったと公表していました。

 ペンス氏は副大統領退任後、ずっと控えめな姿勢を保ちつつ、保守的な活動に参加しています。今月初め、前政権が極左とメディアに歪曲されないように、トランプ政権時代の業績を宣伝し、現在のバイデン政権を監視する「アメリカの自由を推進する(Advancing American Freedom)団体」を設立しました。

 ペンス氏は2024年大統領選で共和党候補を目指すとの観測があります。

(新時代Newsより転載)