共和党が主導するテキサス州上院は1日朝、選挙の公正性に関連する法案を可決した。同法案では、テキサス州は、昨年の大統領選挙で物議を醸した数多くの投票方法のうち、テキサス州などの使用を禁止する。
同法案は、18対13の差でテキサス州上院で可決し、次にテキサス州の下院に送らて表決される。テキサス州議会での関連公聴会は、6日に議会で開かれる予定。
共和党のテキサス州上院議員ブライアン・ヒューズ氏は、「テキサス州の人々に選挙の公正さ、誠実さ、開放性に対する信頼を持ってもらいたいので、選挙の中で不正参加者が悪用できるプロセスを解決した。同法案は投票規則を規制し、明確にしたため、テキサス州のすべての人々が、州内のどこに住んでいようが、公平かつ平等な投票機会を持っている」と述べた。
同法案ではまた、障害を持つ有権者、病気や障害を持つ65歳以上の有権者、選挙期間中に監禁されている人や米国に不在している有権者には、自ら直接投票できないことを証明できない限り、郵送投票を使用することができないという。
(翻訳・徳永木里子)