米ニュースサイト「阿波羅ネット」の報道によると、中国医薬集団(シノファーム)製 ワクチンを接種したパキスタンのアリフ・アルビ大統領は中共ウイルス(新型コロナウイルス)に感染したことが明らかになりました。
アルビ大統領はツイッターに「私はワクチンを接種したが、一週間後に2回目の接種を受けてから十分な抗体を得ることができる。皆さんも気を付けてください」と投稿し、国民に注意を呼びかけました。
アルビ大統領は15日にシノファーム製ワクチンの1回目の接種を受けたようです。
同報道によると、29日に同国の国防相も感染が発覚しました。
このほか、パキスタンのイムラン・カーン首相は18日、シノファーム製ワクチンを接種しましたが、その2日後に感染が判明しました。しかし医師は、カーン首相は接種前にすでに感染していたと説明しました。
パキスタンでは62万人以上が感染し、約1万3800人が死亡したとされています。
中共はこれまで積極的に国有企業のワクチンを多国に推薦してきました。そのうち、パキスタンには100万回分以上の中共ウイルスワクチンを提供しており、大統領をはじめとする政府関係者もこれを接種しているようです。
米メディアEpoch Timesの報道によると、中国のシノファーム製ワクチンは、西側諸国のように最終段階の臨床試験データを公表しておらず、その副作用と有効性について完全に把握されていないようです。日本ではシノファーム製ワクチンの使用は許可されていません。
(新時代Newsより転載)