トランプ氏は26日、自身の政治行動委員会(PAC)「Save America」を通して、ジョージア州の選挙改正法案の成立を称賛する声明を発表しました。トランプ氏は声明の中で、「ジョージア州とジョージア州議会が投票規則を変えたことに祝福する。彼らは2020年大統領選挙での悲惨な経験から、二度と起こってはならないと教訓を得た。少し残念なのは、もっと早くに変更できなかったことだ!」と述べました。
米多数のメディアの報道によると、同法案は同州の共和党議員の主導により、25日午後、同州の上院で、賛成34反対20で可決されたのち、ケンプ州知事が直ちに署名し成立しました。新しく投票規制を導入するのは大統領選後全米で初めてです。同法は州内の投票行動を全面的に見直しており、不在者投票の際に新たな有権者の身元確認(写真付き)が義務付けられるほか、州当局者は地元の選挙管理委員会の役職に就く権限も得ました。また投票箱の使用などについても一連の改革措置が盛り込まれました。
同州では昨年の大統領選挙で郵便投票が多く、問題視された州の一つです。
同報道によると、共和党は同新法を「選挙を保全し、選挙の信頼性を高める法律」であると位置づけており、全国に推進しようとしています。今後、他州も後に続くと見られています。
同法の成立が多くなれば、来年の中間選挙での不正が抑えられ、共和党が連邦上下両院で過半数を取れる確率が高くなります。
(新時代Newsより転載)