赤ちゃんが生まれて数年経っても、お母さんのお腹に来る前のことや、お腹の中にいたときのことをまだ覚えています。これを「胎内記憶」や「子宮内記憶」といいます。
香港の歌手・關心妍(ジェイド・クァン)さん(41)は最近、ネット番組のインタビューで、娘の出産前の思い出を聞いて、驚きと感動を覚えたことを話しました。
結婚してから娘を妊娠するまでに7年かかったという彼女は、妊娠中は特に胎教に気を配り、毎日娘のために祈り、詩歌を聴いていたところ、お腹の中の赤ちゃんが成長すればするほど、どんどん穏やかになっていくことを感じたそうです。そして出産後も、面倒なことが一切なく、「本当にありがたい」と關さんは語りました。
關さんは一番驚いたことを話しました。ある日、娘を寝かしつけているとき、娘に「この世に生まれてきてくれてありがとうね。ママはずっと待っていた」と話しかけたら、娘は突然「私もずっと待っていたのよ」と答えました。関さんは特に気にせず、「そうなの?ずっと待っていたの?」と娘に聞いたら、娘が「そうよ、イエス様と私は天の雲の上でずっと待っていたのよ。イエス様は私にママを選べとおっしゃいましたから、わたしは選んで選んで、最後に『ピンクの髪の人』を選んだの」と答えました。
娘の話を聞いた関さんは大きく驚きました。「いきなりこんなことを言われるとは思いませんでした。『わたしもずっと待っていた』と言われて、もうこっそり涙が出てきてしまいました。本当にとても感動して、そしてなぜか悲しくなりましたね。私は娘をずっと待っていたし、娘も私をずっと待っていたんだなんて」と語りました。
関さんは、2014年のコンサートで髪の色をそれまで挑戦したことのないピンク色に変えました。そのコンサートの直後に、娘の妊娠に成功しました。タイミングがぴったり合ったので、彼女は不思議に思いながら、娘の寝室を出て「娘もずっと待っていたと言ったの」と涙ながらに夫に伝えました。
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台湾の女優・隋棠(ソニア・スイ)さんも昨年、3歳の長男・マックスくんの「胎内記憶」に驚いたことをフェイスブックでシェアしました。
ある日、マックスくんが目を覚ますと、隋さんの腕の中に駆け込んできて、目をこすりながら、「ママ、僕はまだママのお腹の中にいる夢を見たよ」と言いました。隋さんは喜びを抑えて、息子に「それで、夢の中でママのお腹の中で何をしていたの?」と尋ねました。マックスくんは「つまらなかった。ただ寝ていた」と答えました。
好奇心を持ち始めた隋さんは、「どうして私をママに選んだの?」と聞きました。マックスくんは目を大きく見開いて、自分が選んだわけではないことを言いました。「空から遠すぎて、よく見えないから、おじいちゃんが選んでくれた。おじいちゃんが、ママは美しいと言っていたから。そして、おじいちゃんは私を抱いて、下界に飛んできて、ママのお腹の中に入れてくれたのよ」とマックス君は言いました。
その後、隋さんは半分眠っている息子に、「まだママのお腹の中にいなかった頃は?どこにいたの?」と問い詰めました。マックスくんは、「高い高い空の上で、おじいちゃんと一緒にいた。地上の人が悪いことをしたから、その人を罰するんだ」と答えた後、「ママ、あのおじいちゃんは誰なの?誰なのか知っている?」と隋さんに聞き返し、隋さんも答えられず、とても驚きました。
香港の歌手・關心妍(ジェイド・クァン)さんのInstagram:
(翻訳・玉竹)