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 AP通信の報道によると、サウスカロライナ州の民主党州議会議員セザール・マクナイト氏らは先週、子供のトランスジェンダー手術を禁止する法案を共同で制定した。同法案は18歳以下の子供に対して、医師が薬を処方し、性転換手術を行い、思春期を遅らせることを制限するなど、違反した医師には重罪を科すという。

 同法案の主要な発起人であるマクナイト州議員は、サウスカロライナ州の第101下院地区を代表している。AP通信によると、同地区はほぼ民主党区であり、住民の3分の2が黒人であるという。

 マクナイト氏は「子供たちを守りたい。サウスカロライナ州ではタトゥーを入れるのは18歳になる必要がある。それなのに、思春期の年齢に取り返しのつかない手術が受けられるのはどうなのか?それは馬鹿げている」と語った。

 マクナイト氏は、同法案を支持している同性愛者やトランスジェンダーの人々の行動に驚いたと付け加えた。

 同氏は黒人核心グループのメンバーであり、「アフリカ系アメリカ人は白人アメリカ人よりもずっと保守的であるという現実に民主党がまだ気づいていない」と述べた。

(翻訳・藍彧)