(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 イスラエルの貨物船は25日にアラビア海を通過中に襲撃された。イスラエル現地の「チャンネル12ニュース」の報道によると、イラン当局の仕業である可能性があるという。

 イスラエル・タイムズによると、25日、リビアの国旗を掲げ、インドに向かうイスラエルの貨物船がアラビア海で襲撃された。同貨物船は21日にタンザニアの首都ダルエスサラームを出発し、インドのムンテラ港に向かっていた。貨物船は軽度の損傷があり、死傷者もなく、航行にも影響を受けなかった。

 イスラエルの地元テレビ局「チャンネル12ニュース」はイラン当局による襲撃と見なしている。

 報道によると、今回の攻撃は、2019年にイランがイスラエルの貨物船に対して行った一連の攻撃とよく似ており、計画的なものであると思われるとしている。

 イスラエルの安全保障当局は事件後に起こりうる影響を調査している。イスラエル当局は、イランがイスラエルの船舶を更に攻撃する可能性があると考えている。イスラエルの貨物船が2月末にオマーン湾で爆発したが、その背後にイランの関与があると疑われている。

襲撃されたイスラエルの貨物船とその時の航行ルート:

https://twitter.com/FrankCalcagno/status/1375117054303477763

(翻訳・藍彧)