カナダ在住のロブ・ホーグランド氏は最近メディアに対し、14歳の娘の性転換に反対したことで、最大5年の重刑を受ける可能性があると語った。裁判所はまた、カナダの医師やスクールカウンセラー、司法制度がいかに彼から親としての権利を奪ったかを語ることを禁じた。
米国のメディア「100 Percent Fed Up」によると、カナダコロンビア州サレー市に住むホーグランド氏は、10代の女の子の父親である。彼の娘は中学1年生の時に「男の子に変わること」を決めたが、「子供たちは感情によって決断し、その年齢では家庭を築くことや子供を持つことを考えていない」ため、娘が医学的に男性に転換することに反対した。
しかし、地元の医師や学校関係者の支持の下、最高裁は、父親であるホーグランド氏は娘の性転換を阻止する権利がないと判断し、娘を男性の「彼」で呼ぶように要求し、さもなければ提訴されることになる。
最初の裁判文書によると、ホーグランド氏の娘は、学校で性転換を支持するビデオを見て、男の子として「ハンサムでかっこいい」と感じたことから、自分を男性と認識するようになった。ホーグランド氏が憤慨したのは、スクールカウンセラーが子供との面談で何度も娘を男性の彼で呼び、男性用トイレを使わせていたことを裁判文書で知ったことだった。さらにスクールカウンセラーが、親の知らない状況下で学校にいる間に、娘にホルモン注射を打たせに連れ出していたこともあった。
9日、同氏は裁判所の規約違反で逮捕された。裁判所は、カナダの医師、スクールカウンセラー、司法制度が、いかに親としての権利を剥奪したかというひどい行為について、彼が発言することを禁じた。
同氏はまた、「レイプ犯は2年の懲役で済むが、私は5年になるかもしれない」と揶揄していた。
同氏は最後に「これらの子供たちは取り返しのつかない結果を得て、不妊になり、家族を持てず、多くの人々が最終的に自殺を選ぶことになる。我々は目を覚まし、彼らとの交渉をやめなければならない。子供たちや未来の命を守るために戦っている」と記者に語った。
(翻訳・徳永木里子)