台湾の自由時報によると、蔡英文総統は16日に台北で行われた民進党党務会議で、「2期目は大きな圧力に直面している。中国共産党は台湾人の信念を打ち砕く寸前だが、困難な状況にあるからこそ粘り強い民主主義を作り上げることができる。国民党のように中国共産党に迎合すれば、台湾は第二の香港になる」と述べた。
また、蔡氏は民進党に対し、民主政治は理性的であるべきだが、世論にも関心を寄せるべきで、毎回の国民投票は、民進党の主張や信頼に対する国民の支持を確認する時であり、世論の変化に気付けば、注意を払うべきだと念を押した。
蔡氏はまた、2024年に再選の機会がないと多くの人が考えていることについて、今の任期後が次の総統の初任であり、後任総統がスムーズに引き継ぐことがきるように、基礎作りをしっかり固めなければならないと述べた。
(翻訳・徳永木里子)