内モンゴル自治区フルンボイルの満州里市(まんしゅうりし)は15日、強い吹雪に見舞われ、11級から12級の強風や豪雪に包まれ、視界はほぼゼロになった。
地元メディアによると、15日未明、満州里市気象台はオレンジ色(注)の強風警報を発表した。満州里市は強風の影響を受け、6時間以内に11級以上の風が吹き荒れた。異常気象の影響で、15日には満州里市の幼稚園、小中学校、高校などが休校となった。電力会社は、強風による電柱の倒壊や断線、トリップなどの障害での停電を想定し、故障のパトロールや修理を徹底的に行っている。
満洲里空港は風雪で臨時閉鎖され、バス会社は全路線のバス運行を停止した。一部の高速道路区間が一時的に閉鎖されている。
地元では「今まで見たことがないような暴風雪だ」という声も聞かれた。
注:中国の警戒信号のレベルは、一般的に気象災害がもたらす危害の程度、緊急度、展開状況に応じて、Ⅳ(一般)、Ⅲ(軽度)、Ⅱ(重度)、Ⅰ(特に重度)の4段階に分けられ、青、黄、オレンジ、赤の順に表示される。
3月15日,内蒙古·呼伦贝尔市满洲里遇极端恶劣暴风雪天气,十一级大风部分区域达到12级,能见度为零,受恶劣天气影响己停工、停课、停电,G301国道满洲里至扎区段禁止车辆通行。 pic.twitter.com/DX6SuOaWwL
— 今日中国 (@Today__China) March 15, 2021
(翻訳・藍彧)