2020年12月23日ビデオ声明を発表するトランプ米前大統領(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 トランプ氏は13日、マー・ア・ラゴの別荘で開かれた宴会で、アラバマ州共和党から贈られた表彰決議文を受け取った。同決議文はトランプ氏を「米国史上最も偉大で、最も効率的な大統領の一人」と呼んでいる。

 アラバマ州共和党のペリー・フーパー・ジュニア前州議会議員は同日、トランプ氏に額入りの決議文を贈呈し、在任中の多くの功績を挙げた。同決議は、保守派や共和党の末端がトランプ氏を強く支持している証であると外界に見られている。

 決議文は委員会の複数のメンバーによって提出され、アラバマ州共和党内で全員一致で可決された。同決議文は、トランプ大統領が48ヶ月で成し遂げた功績が、48年間上院議員と副大統領を務めたバイデン氏より多いと称賛している。また、トランプ氏は「すべての決定と政策において、アメリカ国民を第一に考えてきた」と書かれている。

 フーパー氏はFOXニュースに対し、同決議はトランプ前大統領の偉大さを明らかにし、他の州もこの動きに追随するよう期待していると述べた。

 フーパー氏は、「トランプ氏は製造業を米国に戻し、減税したことで史上最高の経済情勢を作り出し、我が軍事力を強化した」と述べた。

 「当時レーガン大統領が当選した時、私はまだ子供だった。レーガン大統領が成し遂げた偉業を誰も超えられないと思っていたが、この考えはトランプ大統領が登場するまで続いた。今では、私から見れば、トランプ氏は偉大な大統領の一人であるだけでなく、アメリカ史上最も偉大な大統領でもある。アラバマ州もアメリカも彼を愛している」

 最新の世論調査では、トランプ氏が共和党内で大きな影響力を持っていることが示されている。米政治専門紙「ザ・ヒル」は12日、共和党有権者を対象とした新たな世論調査で、81%の共和党有権者がトランプ氏に好評を与え、88%がトランプ氏の大統領任期中の仕事を認めていると報じた。

(翻訳・藍彧)

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