38カ国の法輪功学習者は最近、「610弁公室」の中国共産党党員のリストを各国政府に提出し、法に基づいてこれらの人権迫害者とその家族に対して入国禁止、資産凍結などの制裁を要求した。同リストには、中国共産党中央政府の李嵐清、羅幹、賈春旺、劉京、孟建柱などの各級の「610弁公室」に所属する9300人が含まれている。
38カ国には、ファイブアイズ同盟の米国、カナダ、イギリス、オーストラリアとニュージーランド、欧州連合の27カ国のうちの25カ国のドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ポーランド、ベルギー、スウェーデン、オーストリア、アイルランド、デンマーク、フィンランド、チェコ共和国、ルーマニア、ポルトガル、ギリシャ、ハンガリー、スロバキア、ルクセンブルク、ブルガリア、クロアチア、スロベニア、ラトビア、キプロス、マルタ、及びその他8カ国の日本、韓国、スイス、ノルウェー、リヒテンシュタイン、イスラエル、アルゼンチン、メキシコが含まれている。
「610弁公室」は、1999年6月10日、中国共産党元指導者の江沢民の命令で法輪功を迫害するために設立された特別な組織である。同常設事務所は、その設立時期から「610弁公室」と呼ばれている。
「610」は憲法の上を凌駕しており、政治法務委員会を通じて検察、司法、軍隊、武装警察、秘密部、外務、教育、宣伝、医療などの資源を動員して法輪功を迫害することができる。
2021年3月5日現在、明慧網の不完全統計によると、1999年7月20日以降、民間の情報源だけで、少なくとも4,632人の法輪功学習者(確認済み)が「610」発動の下で迫害されて死亡したという。迫害致死例は中国全国の30以上の省・自治区・直轄市に分布している。
また、全国各地の法輪功学習者は、恣意的な拘束、不当な判決、残酷な拷問、性的虐待を受け、多くの法輪功学習者が障害や気が狂って病気になるほど迫害を受け、数え切れないほどの家族が引き離された。
海外の「法輪功迫害追跡国際調査国際組織(WOIPFG)」の調査報告によると、「610弁公室」は法輪功学習者の臓器を強制的に摘出し、多くの命を奪うという犯罪にも関与しているという。
これらの残酷な迫害行為に対して、各級の「610」の人員は責任を負うべきである。
(翻訳・藍彧)